疎遠な家族がいると、いざ自分が結婚するとなった時にどのように伝えるかすごく悩みますよね。
家族であることは変えられないので結婚を話さないわけにはいきませんが、独特の緊張感とストレスがたまるかと。
筆者の年の差momoも、両親が20年の家庭内別居と訳あり家族で育ち父とは疎遠だったため、色々と苦労しました。
この記事では家庭内別居中の夫に娘の結婚についてを母が伝えたらどうなったかをノンフィクションでご紹介!!
疎遠な家族がいて結婚に悩んでいる方は、この記事を読んでぜひ家族のことで迷うことなく結婚を決めてくださいね。
【疎遠な家族】両家顔合わせなしで入籍〜父親編〜
家庭内別居の両親の元で育った年の差momoは、父親とは10年以上も口をきいていない状態でした。
同じ家でいるのにもかかわらず、どうやって家族でバラバラに生活を送れるか気になりますよね。
年の差momoの父親の家での生態は以下のようになっています。
- 父親専用の部屋に引きこもり
- 食事は買ってくるか外食かで一人で済ます
父は忙しい職種のため帰宅時間が遅かったり母とも性格の不一致だったりと、様々な要因が重なって家庭内別居へ。
家族の溝はその家族しかわからないことがあり、簡単には仲の修復は不可能なものです。
しかし、両親が家庭内別居をしていても子どもが結婚するとなると親が関わらないわけにはいかないのが難題。
家庭内別居の夫婦が子どもの結婚で口をひらく…?!
さて、1話目の続きです。
年の差momoの母親が娘の結婚のことで会話をしていない夫に久しぶりに声かけてくれました(泣)。
父親が仕事へ向かうために玄関で準備をしている時のこと。
ちょっと。
おん?!!(驚)
年の差momoが結婚するんやて。
はあ…。そしたらお食事会でもしないとね。
はあ?!(怒)
年の差momoは入籍前は実家に帰っている状態だったため、少し離れたところで両親の会話を盗み聞き。
父が『お食事会でも』と言った時、(おまゆう:お前が言うな)と思ってプッと思わず吹き出してしまいました。
母もきっとおまゆうの気持ちだったことでしょう。
そんなこと言ったって、この家によべないでしょう。
ホテルでもとってお食事できたらいいんじゃないかな。
…。とにかく、年の差momoは結婚を急いでいるみたいよ。挨拶するならはやくしてあげて。忙しいだろうけど予定いつ大丈夫なの。
妊娠か?!相手はいくつだ。バツイチなのか。ぜんぜん忙しくはないよ。
年の差momoは入籍日を決めていて、入籍の1ヶ月前とギリギリに父へと伝えたのが、急いでいる理由でした。
何も情報がない父だから仕方ないですが、何だか的の外れた返答にまたまたププっと笑ってしまう年の差momo。
しかし、なぜ相手がバツイチだと察したのか、父恐るべし!!
はあ?!妊娠してるかあ!!(怒)。本人に詳しいことは聞いたらいい。
わかった。いつでも予定は合わせるから予定決まったらまた教えてよ。ほんなら!!
と、父親は仕事のためせわしなく去っていきました。
【疎遠な家族】両家顔合わせなしで入籍〜母と娘の会話〜
父が家から出た後は、母と娘で緊急会議へ。
まさかのノリノリで結婚挨拶をホテルでするという返しに驚くと同時にうまくできるのか恐怖がつのってきました。
伝えてくれてありがとう(泣)。うわ〜でも最悪。父も結婚挨拶するのか。
ホントおまゆうよね。
やっぱり母もおまゆうと思っていたよう。
普通なら当たり前だけどウチはめちゃめちゃストレスだよね。
なんでこんな辛い想いをしなくちゃいけないのだろう(泣)。
母が少し涙ぐんでいたのを見て、自分のために頑張ってくれて申し訳ないことをしたなととても辛くなりました。
しかし、家族のことも考えながらも『家族が原因で自分の幸せを逃したくない』と。
葛藤を乗り越えて、機能不全の訳あり家族の子でも結婚はできる、と心に誓って前へ突き進んでいくのみです。
【疎遠な家族】両家顔合わせなしで入籍〜父親帰宅後〜
母が意を決して父に話しかけた夜、年の差momoがいない隙を見て父が母に話しかけてきたのだとか。
仕事から帰ってきた父はいつもなら自分の部屋に引きこもるのですが、リビングのドアをコンコンと叩きます。
以下は、母から後から聞いた会話の再現です。
なんだ。
しんどいのか。
しんどいよ。
宮迫嫁スタイルで母は横になったまま微動だにしなかったそうで、場面を想像したらなかなかシュールです笑。
それで朝の続きだけど、何歳の人なんだ。
50だって。
50だい?!(驚)
違う、50だって(怒)。
ほ〜ん。なんの仕事している人だ。どこで出会ったんだ。
普通にサラリーマンみたいだよ。趣味で出会ったみたいだけど。
どこに住んでいるのだ。
(自分で聞けばいいのに)○○に住んでいるみたいよ。
というか、結婚挨拶にアンタ行く必要ほんとにあるのか?!
いや、自分が言える立場じゃないから、しなくていいと相手が言っているのならせんでいいよ。
言っとくけど、お相手はきちんとアンタにもご挨拶したいと話してくれているんだよ。
母は、年の差momoの相手を立てつつも遠回しに結婚挨拶を控えても良いのではと父にアドバイスをしてくれたそう。
そうこうしているうちに、ガチャリ、と年の差momoが家のドアを開けて帰ってくると。
ほんならまた挨拶の予定決まったら教えてな〜。
と言って引きこもり部屋に戻っていったのだとか。
ちょっと、ちょっとちょっと。
結婚挨拶する気マンマンではありませんか(怯)。
次回、両家顔合わせなしで入籍〜疎遠な父と結婚挨拶へ挑む編〜
まずはじめに結婚について母が説明してくれたので、まだ年の差momoは父親とはまったく会話ができていません。
しかし、なんと年の差momoの父も交えて結婚挨拶をすることがあれよあれよと決まってしまいました。
こうなったら10年以上口をきいていない父親に自分の口でちゃんと結婚することや挨拶について説明するのが筋です。
次回、年の差momoは果たして父親にちゃんと話をすることができるのか、ドキドキハラハラの対面へ。
そして、疎遠な父を含む結婚挨拶はどうなってしまうのか、次回「疎遠な父と結婚挨拶へ挑む編」へ続きます。
まとめ
以上、「【疎遠な家族】両家顔合わせなしで入籍に至るまで②」という話題でした。
父の引きこもり部屋にノックする年の差momo。2、3度ノックするもなぜか父の反応なし。
父に声をかけたいも応答がなく絶体絶命のピンチ!!
どうする、年の差momo〜!!
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