結婚してからだんだん夫婦仲が悪くなり、家庭内別居になってしまった方は多いのではないでしょうか。
年の差momoの両親は家庭内別居のプロで、なんと20年ほど口を聞かず離婚せずの暮らしを送っています。
お互いに干渉せずにうまいこと生活していて、母親に関しては家庭内別居生活は最高だと楽しんでいます。
そんな年の差momoの母親に、家庭内別居の楽しさについてインタビューをしてみました。
この記事を読むと、家庭内別居で悩んでいる方の気持ちが少しでも晴れやかになることでしょう。
家庭内別居の経緯
年の差momoの両親が家庭内別居をしだしたのは、東京から大阪へ引っ越した小学1年生くらいから。
年の差momoが幼稚園児までは東京で普通に家族3人で暮らしていたのですが、父親が途中から単身赴任で大阪へ。
父は大阪へ行くことを家族に何の相談もなく急に決めて実行したので、そこで当然母はブチギレ。
突然の父の決めた事についていけず、母と年の差momoは幼稚園を卒業してから大阪の父が暮らす家へ。
しかし、大阪に来てから家族で食卓を囲んだ記憶がまったく無いので、すでに夫婦関係は破綻していたのでしょう。
そもそも、母いわく結婚する前から『思いやりのない男だ』と思っていたそうで、妥協して結婚したのだとか。
母は身長が150センチと低かったので、とにかく背が高くてガタイの良い男が結婚相手の第一候補だったそう。
また、結婚する前は父は何でもいうことを聞いてくれる静かな人だったそうですが、結婚してからなんと豹変。
自分の意見を押し通す頑固な性格だったらしく、仮面を被っていたのを見抜けなかったと母がよく嘆いていました笑。
経済面だけで離婚せずにいる母親と、見栄っ張りの頑固オヤジから、家庭内別居が成り立っているのです。
家庭内別居の家で育ったら子はこうなった
家庭内別居の家で育った年の差momoは大学生まで実家で暮らしていましたが、幼少期は正直かなりストレスでした。
母親と父親が仲が悪く家庭内別居をしていると、自然とどちらかの肩を持たざるを得ない状況になります。
父親は母が買い物で外出している時やお風呂に入っている時を見計らって声をかけてきましたが、母が感づくように。
『私のいない間に二人で悪口言ってるんでしょ』などと被害妄想の含んだ話を母からされてたまりませんでした。
「父親から声をかけられる→母親から嫌味を言われる」の無限ループだったので、身近だった母の肩をもつことに。
父を次第に避けるようになり、母からの圧にまだ耐えられるようになったものの父とは完全に会話しなくなりました。
小学生の頃から両親の仲が悪くてもまだ家の中がマシな雰囲気になるよう、気づかったり母に明るく接したりと必死。
すごい大人な子どもだったなと感じますね。
家庭内別居は良い経験になった?!
先に言っておくと、家庭内別居は子どもの精神に悪いため「断固反対派」です。
しかし、年の差momoに関しては家庭内別居の家で育って良かったと思える面があります。
幼いうちは周りの友だちの家族がみんな仲良しそうで大変うらやましかったです。
小さい頃は友だちに自分の家の状況などを話すこともありましたが、当然不思議がられることが多く。
残酷ながら子どもは思ったことを言うので、棘のある言葉が心に刺さり辛い思いをたくさんしてきました。
自分の家族を理解されることはないと他人に話すことをしなくなりましたが、こうしてブログ記事に書けるように!!
大人になってからは様々な家庭があるのを理解できますし、家庭内別居に悩んでいる方が多いのもわかります。
子どもの時は自分の家族を憎んだこともありましたが、逆に人よりも苦い経験ができて強くなったと考えるように。
また、反面教師で自分は絶対に家庭内別居をせず夫婦で仲良く過ごすことを心に誓っています。
家庭内別居をしている両親への気持ち
今さら仲良くしてほしいとは全くもって思っていません。
父親も好きなことをして楽しんでいるようなので、不仲でも各々で気持ちよく生活できているのなら何より。
どうなるかわかりませんが、母の経済的理由からこのまま離婚せずに家庭内別居を続けてほしいと願います。
もし離婚したとしてもコチラも大人なので特に悲しみや苦しみもありません。
両親の関係には「無」ですが、どちらも長く健康に楽しく生きてくれたら喜ばしい気持ちです。
【母親目線】家庭内別居が楽しい理由3選
年の差momoの母親は、子育ても介護も終えて落ち着いたことから、『毎日楽しむぞ〜』とよく話しています。
父親との家庭内別居の関係もちょうど良いらしくイキイキと過ごしている笑ので、母親にくわしくインタビュー。
年の差momoの母親目線での家庭内別居が楽しい理由3つはコチラです。
- ストレスが減る
- とにかく自由
- 一人旅ができる
あくまで年の差momoの母親目線で楽しいということなので、家庭内別居の選択を取るのは特にお子さんがいればよくお考えを。
それでは、順番にご紹介していきます。
ストレスが減る
価値観が合わない人と結婚してしまい、何とか仲を保ちたいと無理やり合わせようとして疲れることはありませんか。
年の差momoの母は父とは合わないなと早々と見切りを付けて、まず接触を避けるように。
結果、ストレスが少しでも減ったことで、快適に過ごせるようになったのだとか。
とにかく自由
いちいち夫婦で相談して物事を決めていくのではなく、全部個々で好きなように行動しているので、とにかく自由。
好き勝手し放題でやりたい放題できるのが最高だと母親が話していました。
ただ、お金をバンバン使うということは決してなく節約して家計をうまくやりくりしながらも楽しく過ごしています。
一人旅ができる
母親は一人旅の女性YouTuberにハマってから、真似して近くのビジホから遠くの県まで一人旅をするように。
一人旅は最高の癒し時間となるようで、楽しそうにしていますね。
また、旅のバス移動中に知らないオバちゃんに話しかけられた時の面白エピソードを武勇伝のように語っていました。
ご主人さんはご一緒じゃないのですか?!
はい、理解ある主人なので何も言わず一人旅を許しくてれています。
素敵なご主人さんで羨ましいです〜!!
回答に嘘はないのですが、なんだかズレていておかしいですよね笑。
まとめ
以上、「家庭内別居が楽しいって本当?母親にインタビューしてみた」という話題でした。
家庭内別居でもさまざまなパターンがありますが、年の差momoの両親は次のパターン。
- 食事は作らず別々
- 会話や連絡は無しで何か伝言があれば紙で
- 食事以外の家事は全て母担当
- お金の管理は全て母担当
- 家にお金を入れるのは父担当
年の差momoとしては、夫婦円満でいるのがそりゃ一番良いよねという考えです。
しかし、夫婦仲というのは他人がとやかく言えるものではありません。
夫婦で決めた心地よい生活が送れるのがもっとも良いのではないでしょうか。
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