『登山流行ってて気になるけど結局しんどいだけじゃないの?!』『初心者でも登れる山はあるかなあ』とお悩みの方。
関西の低山で有名な「甲山」は登山入門とされる山であるため、誰しもが登りやすく大変おススメです!!
今回、実際に筆者の年の差momoが23歳年上の旦那と一緒に「甲山」を登ってきたので流れをくわしくご紹介します。
山道には『こんな所に?!』と驚く喫茶店「グーテンターク」やお寺「神呪寺」などのスポットもあり楽しかったです。
登山終わりに寄ると更に体が喜ぶ銭湯もご紹介するので、参考にして夫婦登山にぜひ初トライしてみてくださいね。
登山初心者におススメ!!関西の低山「甲山」
「甲山」は兵庫県西宮市のシンボルとも言われるファミリー登山として知られています。
標高は309mと低く、山道も綺麗に整備されていて危険箇所がないため、家族連れのハイカー姿が多かったです。
登山に最適な月も1年を通してOKとされているため、登山をしてみたい方は「甲山」ならいつでも始められますよ。
歩行時間はトータル2時間35分、歩行距離は6.1kmと全然キツくなくかなりやさしめ。
登山初心者で関西の低山に挑戦するなら、「甲山」から登ってみるときっと山登りにハマること間違いなしです♪
「甲山」登山へのアクセス
「甲山」を登るルートはさまざまなルートがありますが、ここでは一番やさしいコースをご紹介!!
- 梅田駅(阪急神戸線特急)
- 西宮北口駅(阪急今津線)
- 仁川駅
- 「甲山」登山!!
- 甲陽園駅(阪急甲陽線)
- 夙川駅(阪急神戸線)
- 梅田駅
登山開始地点にもっとも近い駅、仁川駅から歩くことをスタートします。
仁川駅の前、西宮北口駅には品のあるオバちゃまたち(?)がたくさんいて、西宮市は上品な都会といった感じです。
気をつけなければならないのは、西宮北口駅には今津線という名の線が2つあり、それぞれ全くの別方向へ進みます。
仁川駅に向かうには、阪神の今津線でなく阪急の今津線に乗りましょう!!
おっ!!今津線あったよ〜こっちこっち〜♪
と旦那さんを自信満々に誘導して阪神の方の電車に間違えて乗り、30分かけて引き返したのはココだけの話。
近くにいたオバちゃまたちも同じ間違えをしていて「今津線2つもややこしいわ〜」と嘆いて引き返していました笑。
仁川駅を無事降りたら、仁川沿いの道を上流に歩いて行きます。
途中で「この先車行き止まり」という看板が出てきたら、右の住宅地に進みましょう。
仁川の住宅地は豪邸だらけで見応えったっぷり!!
ただ、どんでもないコンクリの急な坂道が続くので、登山口に入る前ですが結構汗ばむので少し覚悟が必要かも。
景観整備なのかコンビニもスーパーもなく仁川に住んでいる方はどう生活しているのか庶民には大変不思議でした笑。
住宅地には道の看板はないので渓谷沿いに進んでいきます。
すると、「仁川古墳公園」があらわれ、更に進むと「五ヶ池ピクニックロード」の表示が。
もうしばらく歩くと遊歩道の入口があるため、入るとようやくコンクリ道路から離れて登山っぽい道に!!
遊歩道の途中には分岐点があり、どっちの道か迷いますが右を進むようにしましょう。
草木が生い茂っていてい狭い登山道でしたが、なかなかスリリングで楽しいですよ♪
こんな所に?!喫茶グーテン・ターク(Guten Tag)
遊歩道を進んでいくと、広河原というその名の通り、広大な河原が出てきます。
広河原と草木あふれる自然いっぱいの空気はとても綺麗で、敷物を広げてピクニックをしている方も多かったです。
年の差momo夫婦はおにぎりを持ってきていて山頂で食べる予定だったため写真におさめるだけにして先に進みます。
再び車道に出ると、草木生い茂る中に怪しげな看板があったため、よく見てみるとなんと喫茶店ではありませんか。
しかも、建物が絶妙に道からくだった下の方のくぼんだ場所にあって見つけにくい!!笑
『こんな所に喫茶店が?!お客さん来るのかなあ』と好奇心で、コーヒーだけでもと寄ってみることにしました。
すると、なんとビックリ仰天。
お店の中はほぼ満席で、広河原が近くで見える外のテラス席にも人がいっぱいでした。
店内は細部までこだわりを感じるお洒落とレトロが詰まった空間で、まるでジブリの世界にいるような感覚に。
持ってきたおにぎりのことは忘れ笑、名水コーヒーとサンドウィッチとカレーを注文♪
どれもとっても美味しくて、大満足でした。
ネットで調べると評判の高い有名な喫茶店ということで、登山客でなく店のためだけに車で来ている方も多いそう。
「甲山」を登る前に、ぜひ喫茶「グーテン・ターク」に立ち寄って、パワーをつけてみてはいかがでしょうか。
甲山山頂へ
お腹がいっぱいになったので消化すべく、車道をどんどん突き進んで甲山登山口へと向かいます。
すると、「甲山自然の家」「甲山自然学習館」が出てきて、そこには甲山登山口の表記も。
あとは、整備された階段道をひたすら登って行き、30分ほどで甲山山頂へ到着!!
甲山山頂は芝生が広がっていて比較的広大な山頂のため、ピクニックをしている方も多かったです。
ただ、弁当を狙ったカラス集団がいたのと、山頂からの景色は草木で見えずで、すぐ降りている人も結構いました笑。
甲山下山途中、神呪寺へ
甲山の山頂からは下山への階段道があるので、ひたすらくだっていきます。
10分ほど歩いていると、神呪寺(読み方:かんのうじ)というお寺さんを発見。
『神を呪う?!どんな寺や〜』と旦那さんと話していましたが山中のお寺はお詣りすると決めていたため寄ることに。
登山の途中にあるお寺は小さめなことが多いのですが、神呪寺はかなり広く車で来られている方が大勢いました。
「神呪寺」:甲山を神秘的な神の山として信仰した所から、その中腹にあるこの寺を神呪寺(神のような不思議な力のある寺)と名付けられました。また、神呪とは般若心経にあり、真言(仏の真実の言葉)という意味があります。
神を呪うのでは決してなく神のような不思議な力のあるお寺だと知り、お寺の荘厳さにとても納得しました。
年の差夫婦で一緒にしている御朱印集めとして、もちろん神呪寺でも御朱印をいただくことに。
甲山山頂では景色が見えなかったのですが、神呪寺からは下界を見下ろせる場所があり綺麗な景色を一望できました!!
登山をするならせっかくなら景色も味わいたいもの、甲山の下山途中には神呪寺へお詣りするのが良いですよ。
下山後は甲陽園駅へ「ケーキハウスツマガリ」本店が!!
神呪寺から続く階段を降りて、後は帰りの駅である甲陽園駅へどんどん歩いて行きましょう。
住宅街に入ると少し道が分かりにくいかもしれないため、Googleマップを使うことをおススメします。
甲陽園駅まであともうすぐの所、『なんか事件があったのか?!』と思うほどの警備員の数で溢れたお店を発見。
見るとそこは「ケーキハウスツマガリ」という洋菓子店でした。
誰か芸能人でも来ていて警備してるんかな〜?!
芸能人いるの?!入ってみたい!!
としばらく店前を眺めていましたが、長蛇の列ができていて入れそうになかったため諦めて甲陽園駅へ向かうことに。
電車に乗ってから「ケーキハウスツマガリ」について調べると、人気店でいつも警備人が複数待機しているのだとか。
味も絶賛されていて、甲陽園店は本店でひときわ人気があるようなため、今度再チャレンジで行ってみたいですね。
夙川駅から徒歩15分、銭湯「双葉温泉」へ
さあ、やって参りました。
登山とセットで楽しむと言えばの「銭湯」のお時間ですよ!!
汗でベタベタになった体とパンパンの足を銭湯でゆっくりほぐすのも登山とセットでぜひ楽しみましょう。
夙川駅を降りて、徒歩15分もかからないほどで「双葉温泉」という街の銭湯が出てきます。
「双葉温泉」はなんとなんと、街中にあるローカル銭湯では珍しい源泉掛け流しの温泉があることで有名。
もはや銭湯でなく温泉ということで、露天風呂やサウナ、水風呂まであって、登山後には最高の整い場所です。
源泉掛け流しのためトロッとした泉質でお肌がスベスベピカピカに!!
夫婦で登山は良いですが、最後は一人になってゆっくり銭湯で疲れをとるのも癒されますよ。
旦那さんとは双葉温泉に入ってから『2時間後集合ね〜!!』とお互いにたっぷり時間をかけて銭湯を満喫しました。
まとめ
以上、「【夫婦登山】初心者におススメ!!関西の低山「甲山」を登ってきた」という話題でした。
喫茶「グーテン・ターク」は途中で道を教えてくれた足並み達者なおじいちゃんが教えてくれた!!
喫茶「グーテン・ターク」は山中で出会って道案内をしてくれた元気なおじいちゃんからお店の存在を聞きました。
おじいちゃんから話を聞いていなかったら草木の中にある建物だったため気づかず通り過ぎて寄ってなかったかも?!
登山家の人たちは、知らない人にでも元気に挨拶したり道を教えてたりと、親切な方がとても多いです。
登山で自然だけでなく人とのつながりにもこころ温まりました。
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